カウンセリング

 

“ヘア スタイル について”

 

 

「似合う」って どういうことなんでしょう?

「似合ってる」って どういう意味なんでしょう?

 

仮に

お友だちや好きなひとから「似合ってるね」って言われました

それはきっと そのお友だちや好きなひとが

アナタ(のヘアスタイル)に好感を持ったから….

ではないでしょうか

 

ある日 サロンでアナタが嫌いなヘアになってしまいました

その晩 きっと鏡のなかのご自分を見て

「私にぜんぜん似合ってない!」と叫びたくなることでしょう

 

どうやら

「似合う」「似合わない」っていうものは

ひとそれぞれの“好き嫌い”が関係してるんじゃないかな?

と 思うのです

 

では アナタはどんな“感じ”が好きな方ですか?

 

ナチュラル カジュアル フェミニン エレガント ゴージャス etc….

キレイ かわいい カッコいい シャープ クール やさしい やわらかい etc….

ロング ショート ストレート ウェーブ くせ毛風 明るい サラサラ しっとり ふわっと etc….

 

どちらかといえば ですが

 

黒髪はクール 明るい髪は軽さ

ストレートヘアはシンプル パーマヘアは柔らかさ

前髪を下ろせばガーリッシュ 長めの前髪をかき上げれば大人っぽさ

ロングヘアは女性らしさ ベリーショートは活動的

 

ご自分が“好き”な印象のヘアなら

「似合う」と思えるのではないでしょうか

 

もしもアナタがご自分で

「何が好きなんだかよくわからない」と思われるのでしたら

検索して見つけたモデルさんやヘアスタイルや

お好きな雑誌に載っている ヘアの切り抜きなんかを

3つも4つも持ってきて見せてもらえるといいかもしれません

 

それが お客さまの“好き嫌い”を知る

大切な手がかり になると思うのです

 

そして次は お客さまがもってらっしゃる“条件”ですね?

いよいよ 美容師の出番です

 

「このモデルさんとは顔が違うから….」

そりゃそうです(笑)

みなさんそうです

だれだって そんな顔をもって生まれていたら

一般人でなく タレントやモデルをします(笑)

 

“条件”というのは

髪質 毛流 クセ 骨格 顔型 etc….

決して顔(目鼻立ち)だけではないのです

逆にいうと

お客さまの目鼻立ちが そのモデルさんにどれだけ似ていたとしても

いまいった“条件”がぜんぜん違っていたら

それは むずかしい ということになります

 

ココからが ほんとうの美容師のお仕事 だと思っています

 

お客さまが

イメージされている“好き”な印象を

 

お客さまが

「似合う」ような気がする感じに変換して

 

お客さまの

“条件”を よく観察しながら

 

お客さまと

美容師で 相談をさせていただくのです

 

そして

できるだけ そのイメージに近づけるような

デザインを考える 方法を見つけ出す….

 

こんなプロセスなのです

 

お客さまの ご希望ご要望 と

わたしたちから見た お客さまの 条件 に

トレンド という 今らしさ をプラスしながら

アナタのオリジナルなヘアを 一緒にマジメに考える

 

こうやって

日々 お客さまのヘアを生み出していく

 

「似合う!」「似合ってるね!」って言われるヘア

 

それが

“ヘアデザイン”というものだと思っているのです